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食物アレルギーのメカニズム
中嶋 はるよ
1
,
上野川 修一
1
1東京大学大学院応用生命化学
pp.372-373
発行日 1996年4月1日
Published Date 1996/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902671
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- Abstract 文献概要
はじめに
われわれはいろいろな食物を摂取する.食物を摂取する重要な目的は,主にそれらを栄養分として体内に取り入れ,生命活動を維持することにある.しかし,少し視点を変えてみると,食物を摂取することは,われわれにとっては,われわれ自己を構成する成分とは異なる外界のもの(異物,抗原)を取り入れ,それらを自分の利用しやすい形へと同化する行為にほかならない.食物はわれわれにとって異物であるので,体内にはそれらを支障なく生体に取り入れるために,食物に対しても生体防御機構を発達させている.食物アレルギーは,これらの機構が有効に機能しないがゆえに起こる疾患である.そこで,本稿ではまず,食物に対する生体防御機構を述べ,さらに現在まで示された食物アレルギーのメカニズムについて概説する.
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