Japanese
English
増刊号 血液形態アトラス
Ⅰ部 造血器悪性腫瘍
1章 急性白血病
3 急性骨髄性白血病分化型(AML-M2)
Acute myeloid leukemia with maturation(AML-M2)
寺島 道子
1
1東京大学医学部附属病院検査部
pp.854-855
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206141
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
急性骨髄性白血病分化型(acute myeloid leukemia with maturation:AML-M2)は,芽球を骨髄あるいは末梢血に20〜90%(WHO分類),ないし30〜90%〔FAB(French-American-British)分類〕認め,かつ前骨髄球以降の分化段階の顆粒球系細胞を10%以上認め,さらに骨髄において単球系細胞が20%未満である疾患とされている1〜3).芽球が増加して正常造血が抑制されるため,貧血,血小板減少,好中球減少などを呈する.また髄外浸潤や緑色腫などの腫瘤形成が多く認められる.
WHO分類第4版では,t(8;21);RUNX1-RUNX1T1キメラ遺伝子などの特徴的な染色体・遺伝子異常が認められた場合は,別に分類される.t(8;21)は,AML-M2の約10%で認められる.
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