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臨床医からの質問に答える
マラソンなどの激しい運動でトロポニンが陽性になるのはなぜですか?
石橋 祐記
1
,
武者 春樹
1
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院循環器内科
pp.443-445
発行日 2012年5月1日
Published Date 2012/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103538
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はじめに
近年,日本人の健康に対する意識の高まりとともにマラソン人口は増加してきている.適度なジョギングは,有酸素運動として最大酸素摂取量が多くなり,心肺機能,持久力の向上,内臓脂肪の減少,血糖値,脂質,血圧の改善といった生活習慣病の予防に有効であるが,一方で過度の運動によるスポーツ障害を引き起こす危険性も伴っており,その特性や障害の予防に対する理解が必要である1).本稿では,マラソンなどの激しい運動による心筋障害および心臓由来トロポニン(cardiac troponin,cTn)について概説する.

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