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激しい運動は月経を障害する
広井 正彦
1
1山形大学医学部産科婦人科
pp.873
発行日 1985年11月10日
Published Date 1985/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207280
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最近,スポーツ熱が過激になるにつれ,スポーツが無月経や黄体機能不全の原因として注目されるようになった。
このような運動とリプロダクションの機能との相関を調べるために,Bullenら1)は夏休み中,今までスポーツのトレイニングをうけたことのない女子大学生28名につき研究した。全員は第1週目に1日6.4kmずつランニングし,1週間ごとに1日2.4kmずつ増量し,第5週目には1日16.1kmになるように指示した。このランニングの他にさらに1日3時間半,中等度のスポーツ,たとえば自転車,テニス,バレーボールなどを行った。
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