Japanese
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今月の主題 免疫血液学検査法の進歩
抗体の検出
異好抗体の検出
狩野 恭一
1
Kyoichi KANO
1
1東京大学医科学研究所免疫学研究部
pp.661-668
発行日 1988年6月15日
Published Date 1988/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913670
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- 1ページ目 Look Inside
患者血清中に検出される異好抗体は,血清学的にF (Forssman),P-B (Paul-Bunnell)およびH-D (Hanganutziu-Deicher)の三つに分かれる.これらのエピトープの違いは,精製各抗原の構造解析の結果により裏付けられている.一方,精製各抗原を用いたEIAやRIA法が確立され,従来の吸収試験は不必要となり,直接検出することができる.おのおののモノクローナル抗体も開発されつつある.
免疫診断上P-B抗体の検出は白人の伝染性単核症の診断に不可欠なテストであり,H-D抗体は肝炎・肝癌およびメラノーマにおいてその意義が追求されている.F抗体の臨床的意義は不明である.最近これらの抗原の腫瘍免疫における重要性が注目されている.

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