Japanese
English
今月の主題 スポーツ
検査と疾患—その動きと考え方・105
運動誘発喘息
荒井 康男
1
Yasuo ARAI
1
1国立相模原病院臨床研究部
pp.1178-1184
発行日 1985年10月15日
Published Date 1985/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912692
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はじめに
気管支喘息患者で運動後一過性に喘息発作あるいは閉塞性換気障害が誘発される現象を運動誘発喘息(Exercise Induced Asthma:EIA)または運動誘発気管支攣縮(Exercise Induced Bronchospasm;EIB)と呼ぶ.小児アレルギー研究会EIA基準作成委員会ではEIBと呼ぶことを提唱している.本稿でもEIBと呼ぶことにする.
EIBの発症機序については不明な点が多く,運動の種類,方法に関しても標準になるものがない,EIBの本質を理解しておくことは病態の動きをみる助けになると思い,まずEIBの発症機序,運動負荷方法,負荷検査の際の注意点について触れ,次いで症例を示し検査値の動きについて述べることにする.

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