Japanese
English
ウイルスのことば
Slow virus感染症
甲野 礼作
1
1国立予防衛生研究所
pp.1273
発行日 1975年11月15日
Published Date 1975/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909176
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1273ページから1273ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
Slow virus感染症は一般に極めて長い潜伏期の後に,徐々に発病し,遷延する進行性経過をとり,予後の悪いウイルス感染症ということができる.これには2つの疾患群があり,第1群はクルー,クロイツフェルド・ヤコブ病(以上ヒト),スクレピー(ヒツジ),ミンク脳症(ミンク)の4疾患が属し,脳に海綿様変性を生ずるので海綿様変性脳症とも総称される.病原は微小で,感染性核酸そのものともいわれ,植物ウイルス学領域で知られているviroidかもしれないという.一切の免疫反応,炎症反応を欠いている.これに対して第2群は,既知のウイルスの持続性潜伏性感染を基盤とし,これに宿主の免疫反応がからみ合って生ずる疾患群である.亜急性硬化性全脳炎(SSPE)はその代表で,ハシカウイルスが原因であり,これに対する宿主の免疫亢進状態がある.一方,多巣性白質脳症は,SV40株のパポバウイルスを病原とし,宿主の免疫不全状態を基盤として起こる病気で,炎症反応を欠き,多巣性の脱髄巣が主病変となっている.いずれもまれな疾患である.
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

