Japanese
English
今月の主題 活性酸素とSOD
活性酸素と病態
肝疾患
黒瀬 巌
1
,
石井 裕正
1
Iwao KUROSE
1
,
Hiromasa ISHII
1
1慶應義塾大学医学部消化器内科
キーワード:
アポトーシス
,
ネクローシス
,
酸素ストレス
Keyword:
アポトーシス
,
ネクローシス
,
酸素ストレス
pp.181-187
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902826
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
各種肝疾患や病態において活性酸素の役割が報告されている.他の臓器と同様に,活性酸素の産生系と消去系のバランスの破綻は,肝内における酸素ストレス(oxidative stress)を介した細胞障害を惹起する.また,活性酸素による攻撃の標的としては,脂質を多く含む細胞膜や酵素を含有する細胞内小器官のほか,核酸(DNA)が挙げられる.したがって,酸素ストレスによる肝障害過程を解明する場合,細胞死の形態としてネクローシス(壊死)のみならず,DNA断片化により惹起されるアポトーシスが重要な概念となってくる.本稿においては,肝臓,特に肝細胞における活性酸素の産生系と消去系について述べるほか,酸素ストレスを介した細胞障害過程,機序について概説した.〔臨床検査40:181-187,1996〕

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