Japanese
English
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Crotonyl-N-ethyl-O-toluidine軟膏(Eurax)の使用経験
EURAX, CROTONYL-N-ETHYL-O-TOLUIDINE OINTMENT, IN THE TREATMENT OF SKIN DISEASES
斉田 泰彦
1
Yasuhiko Saida
1
1信州大学医学部皮膚科泌尿科教室
1Dept. of Dermato-Urology, School of Medicine, Shinsyu University
pp.99-101
発行日 1958年1月1日
Published Date 1958/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202174
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1.まえがき
1946年Domenjoz1)が新合成化合物crotonyl-N-eth-yl-O-toluidjneの寄生虫滅殺作用について報告した。最初ウサギの疥癬の病原虫であるPsoroptes cuniculiを利用して1100種以上の新合成化合物を系統的に研究している中に本物質の抗寄生虫作用を発見したものである。Domenjozの報告によればcrotonyl-N-ethyl-O-tolui-dineは次の構造式を有する。
CH3—CH3-CH=CH-CO-N—CH2-CH3Domenjoz等の研究にてはcrotonyl-N-ethyl-O-tolui-dineはウサギ,ラツテ,モルモツトやマウスに対し比較的毒性が低く刺戟性がないことが判明したが,その後人間の場合でも同様の結果が得られた。致死量はマウスで1600mg/kg,ラツテで1500mg/kgであつた。又抗菌力について葡萄,連菌の発育を完全に阻止するが,大腸菌には奏効しないことが判明している。

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