Japanese
English
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女子淋疾に対するペニシリン及びウロサイダルの治療効果
EFFICACY OF PENICILLIN AND UROCYDAL THERAPY ON THE FEMALE GOUORRHEA
三浦 高
1
,
碓井 博司
1
Takashi Miura
1
,
Hiroshi Usui
1
1広島大学医学部皮膚科泌尿器科教室
1Dept. of Dermato-Urology,School of Medicine,Hiroshima Univ.
pp.93-96
発行日 1958年1月1日
Published Date 1958/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202173
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緒言
淋疾治療には各種優秀なる薬剤が次々と登場し,殊に戦後Mahoney (1943)等がPenicillin (以下Pc)の卓越せる効果を実証して以来,相累いで各種抗生物質の出現を見る等飛躍的な発展を遂げ,隔世の感がある。
然るにこの種性病の罹患者は必ずしも撲減されたとは云えない。殊に最近では再び増加の傾向さえ示していると云われている。且又小原氏等によれば,男子性病患者の感染源の90%が淫売婦であると云われている。
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