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増刊号特集 泌尿器科処方のすべて─すぐに使える実践ガイド
10 周術期
術後愁訴と合併症
術後疼痛
余宮 きのみ
1
1埼玉県立がんセンター緩和ケア科
pp.276-279
発行日 2016年4月5日
Published Date 2016/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205658
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疾患の概要
「術直後の痛み」と「術後遷延痛」に分けて述べる.術直後の痛みと遷延性術後痛は,痛みの特徴および対応方法が異なることに留意する.
術直後の痛みは,組織損傷(皮膚,皮下組織,末梢神経,筋膜,筋肉,胸膜,腹膜,内臓の各損傷),あるいは術後のカテーテルやドレーン挿入,感染などに起因した炎症を伴って生じる痛みで,主に侵害受容性疼痛である.術直後の痛みに対する不十分な鎮痛は,激しい痛みに加えて,術後の呼吸器・循環器合併症,離床や運動機能の回復遅延,遷延性術後痛への進展など,さまざまな悪影響を生じる.

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