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はじめに
人工腎は1943年Kolffによつて初めて臨床的に応用された1)。初期には,可逆的急性腎不全や薬物中毒で永久的腎機能不全をともなわない症例が適応とされていた。しかし,1960年Scribnerら2〜5)が動静脈間のパーマネントシャントを発表して以来,人工腎の適応は急性腎不全,急性薬物中毒,肝不全に対するものよりも慢性腎不全に対する長期反復透析が透析法の主役となつた。
慢性透析の終局的な目的は患者の社会復帰にあり,その目的のためには外来透析か家庭透析が必要である。外来透析については各地に人工腎センターの設立がまたれるし,家庭透析については機械の小型簡便化,費用の削減が必要である。その他解決されるべき問題が山積しているが,近い将来もっと簡単に家庭透析,外来透析ができることが想像される。
One hundred and forty-six hemodialysis were done on 19 cases during the last 18 months by the RSP type artificial kidney. The alteration of serum electrolytes, substance containing nitrogen and blood acid-base balance by dialysis was investigated from the clinical experience of Twin Coil, Half Twin Coil and EX-01. Some studies on pH and urea nitrogen of spinal fluid, disequilibrium syndrome, A-V shunt and social rehabilitation, were done.

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