Japanese
English
画像診断
術前診断が困難であった腎血管筋脂肪腫
町田 竜也
1
,
尾関 全
1
,
石坂 和博
1
1公立学共済組合関東中央病院泌尿器科
キーワード:
腎血管筋脂肪腫
Keyword:
腎血管筋脂肪腫
pp.629-631
発行日 2004年7月20日
Published Date 2004/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100584
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、629ページから631ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
患 者 54歳,男性。
主 訴 左腎腫瘍精査。
既往歴 糖尿病。
現病歴 糖尿病のために当院内科入院中に腹部超音波にて左腎下極に腫瘍を指摘され,2001年12月10日当科に紹介された。
現 症 左側腹部に腫瘍触知,可動性あり。結節性硬化症は認めず。
画像診断 腹部超音波にて左腎下極にhyperechoic massを認めた(図1)。造影CTにて左腎下極を取り囲むように,血管と思われる索状構造のある脂肪成分主体の腫瘍を認めた(図2)。脂肪抑制の造影MRI(T1強調画像)にて内部不整で一部境界不明瞭な腫瘍を認めたが,左腎の変形はなく腎周囲発生が示唆された(図3a, b)。
左腎周囲に発生した脂肪肉腫と診断し,経腰的根治的左腎摘除術および腫瘍摘除術を行った。腫瘍周囲に癒着はなく,容易にGerota筋膜外側で剥離可能であり,腫瘍を左腎と一塊として摘除した。 摘除標本 腫瘍は8.5×7.0×7.5cmで下極より膨隆性に発育し,周囲は被膜に包まれていた。割面は黄色であった。
病理組織学的所見 腫瘍は腎実質内から連続するものであり,脂肪組織を主体として血管,平滑筋成分から構成されていた。またHMB-45陽性細胞も認められた。
以上より腎外発育が著明な腎血管筋脂肪腫と診断された。

Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

