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特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
2.平衡機能検査
[4]ENG検査(視標追跡検査,視運動性眼振検査を含む)
渡辺 行雄
1
1富山医科薬科大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.112-122
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900813
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- 1ページ目 Look Inside
はじめに
眼振計(electronystagmograph:ENG)は現時点でもっとも簡易に眼球運動を電気的に記録できる装置で,基礎的研究から一般臨床まで広い範囲に利用されている。本装置は耳鼻科領域で主に眼振の観察に使用されてきたために「ENG」と呼ばれてきたが,本来は眼振だけでなく種々の眼運動記録に利用できることから生理学,眼科領域で使われているように「electro-oculograph:EOG」と表現するのが適当かも知れない。しかし,「ENG」はこれまで耳鼻咽喉科で広く普及している用語であり,このまま表現することとする。本項ではENGに関する基礎的事項から,一般臨床,研究分野で実際にENGを使用する際に必要な事項について解説するとともに,ENGを使用した視刺激検査の実際について述べる。

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