今月の主題 平衛機能検査
技術解説
眼振の記録,ENGの検査
大都 京子
1
,
遠藤 まゆみ
1
,
工藤 弘恵
1
Kyoko OHTSU
1
,
Mayumi ENDOH
1
,
Hiro KUDOH
1
1埼玉医科大学平衡神経科
キーワード:
ENG
,
記録法
,
アーチファクト
Keyword:
ENG
,
記録法
,
アーチファクト
pp.161-170
発行日 1995年2月15日
Published Date 1995/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902365
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めまい・平衡障害の検査法には種々あるが,今回筆者らは眼振計(ENG)を用いた検査法の実際を技術者の立場から述べた.
個々の検査の目的を考え,波形の増幅や紙送り速度を変化させ目的にかなった記録をとることが肝要である.また,異常な眼球運動が出現した際には,必ず眼の観察を忘れないなど日常心がけている事項をもとに,検査上のポイントを述べた.さらに,良い記録をとるために知っておきたい異常な波形などを図示した.〔臨床検査39:161-170,1995〕
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