Japanese
English
臨床実験
腎臓より転移せる眼窩癌腫
Metastatic Orbital Tumor Secondary to Renal Carcinoma
浦山 晃
1
,
林 幹雄
1
A. Urayama
1
,
M. Hayashi
1
1東北大眼科
1Dept. of Ophth., Faculty of Medicine, Tohoku Univ.
pp.146-151
発行日 1958年2月15日
Published Date 1958/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206253
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
眼窩に現われる悪性腫瘍のうちで,遠隔臓器からの転移によるものは,元来稀有に属する。中でも,眼窩癌腫は,その大部分が副鼻腔などの隣接組織に発し眼窩に波及するもので,涙腺,眼瞼等に発するものがこれに次ぎ,遠隔転移の頻度は更に少い。後者の際の原発部位としては,乳腺を第一に,肺,前立腺,子宮,胃及び副腎等が挙げられているが,腎よりする転移は,副腎腫の10数例が報告されているに過ぎない。併し,われわれの遭遇する患者の中には,剖検による究明を経ないままに原発腫瘍が看過されている例もありはしないかと想像される。ここに,最近経験した腎臓よりの転移癌で,剖検により確めた1例を報告する。

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