Japanese
English
臨床実験
巨大なる眼瞼癌腫の1例及びその転移に就て
On one Case of large Cancer in Eye-lid, and on its Metastasis
生駒 一太
1
1久留米大学医学部眼科学教室
pp.629-631
発行日 1954年5月15日
Published Date 1954/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201883
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
眼瞼に原発する癌腫は大体眼瞼皮膚,瞼結膜,マイボーム氏腺に発するものの3ツに分けられるが,眼瞼皮膚に発するものが最も多い。この眼瞼癌腫は通常その形状からして,
1)扁平型をなし蠶蝕性潰瘍として現れるもの。 2)深部浸蝕型。 3)乳囁腫型。と分類されているが,余は偶々巨大なる結節状乃至癌腫状をなせる眼瞼癌腫に遭遇したので,爰に報告して文献に迫加する次第である。
Copyright © 1954, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.