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連載 OBSTETRIC NEWS
12時間の尿中蛋白定量測定の有用性
武久 徹
pp.1070-1071
発行日 1999年8月10日
Published Date 1999/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903744
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- Abstract 文献概要
Preeclampsia(子癇前症〜妊娠中毒症に相当)の診断基準は,高血圧に蛋白尿が加わった場合(±浮腫)と定義される(Williams Obstetrics.20版,p694,1997).妊娠38週までに約1/3の妊婦に浮腫が認められ(Paul RH:私信,1999),浮腫の有無と高血圧に有意の関係がない(J OG Br Com—monw 78:520,1971)ので,浮腫があるだけで子癇前症と診断すべきではない(Wi11iams Obstet—rics.20版,p 694,1997)(妊婦の浮腫のみを妊娠中毒症の診断基準に入れると,妊娠中毒症の発生頻度は約30%という高率になる可能性がある).
高血圧の定義は過去に使用された基準(収縮期血圧上昇≧30mmHgまたは拡張期血圧上昇≧15mmHg)は,正常生理的変化または病理的疾患発症のサインのいずれの可能性もあり,臨床的には意味がない(ACOG Tech Bull,#219,1995;Williams Obstetrics.20版,p 694,1997;ACOGPrecis.p 38,1998)ので現在は収縮期血圧≧140mmHgまたは拡張期血圧≧90 mmHgが高血圧の診断基準である.
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