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CURRENT CLINIC
分娩損傷—腟動脈損傷による大出血への対応
貝原 学
1
1帝京大学医学部附属市原病院産婦人科
pp.989-993
発行日 1997年9月10日
Published Date 1997/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903041
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- 1ページ目 Look Inside
経腟分娩時に子宮破裂と腟動脈損傷によって大出血を来たした症例を経験した.最初に子宮破裂の診断のもとに子宮全摘出術が行われたが,腹腔内出血が持続したために再開腹を行った.開腹によって腟動脈損傷がはじめて発見された.総出血量が14,300mlにも達したが,幸いに救命することができた症例である.
分娩時に発生する腟動脈の損傷はまれであるが,診断が困難なため処置を誤り,大量出血によって致命的な経過をたどる場合がある.実際に死亡事故の発生が散見されている.

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