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今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス
治療と予防
予防
30.ライフスタイルへのアドバイス
後山 尚久
1
1大阪医科大学産婦人科
pp.1162-1164
発行日 1994年9月10日
Published Date 1994/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901895
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
女性の閉経後に進行する疾患として,骨粗鬆症はその後のquality of lifeを脅かす点で重要であり,ひとたび骨塩量が減少すると,これを治療により増量させることは困難であるとされている.心筋梗塞や脳血管障害などの疾患と同様に骨粗鬆症も徹底した予防対策により罹患率を減少せしめることが可能な疾患である.その症状は脳や心臓の病気のように深刻でなく,腰痛程度で済むのではないかという印象があるが,高齢化社会の到来に伴い,「寝たきり老人」が増加しており,寝たきり状態が骨粗鬆症の原因にもなり,その結果でもあることも事実である.またそれはquality of lifeの観点からみれば最低レベルであり,介護する家族や周囲の人の生活も余儀なく制限される1).
21世紀に向けての医療環境は,さらに高度な医療技術の開発とともに患者のquality of lifeを重視した展開になると思われる.その意味でも骨粗鬆症を予防するための指導は重要である2).

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