今月の臨床 婦人科医のためのオステオポローシス
治療と予防
予防
29.最大骨量の増加
萩野 浩
1
,
山本 吉藏
1
1鳥取大学医学部整形外科
pp.1158-1160
発行日 1994年9月10日
Published Date 1994/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901894
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ヒトは生まれ落ちたときに約30gのカルシウムを母体から授かり,その後は急速に骨にカルシウムが貯蔵される.骨量の増加率は思春期に最も大きいが,骨の長軸方向の成長が終了した後も骨量は増加を続けて,最大骨量(peak bone mass)に達する.このpeak bone massは種々の要因に影響され,各個体や部位によって異なっている.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.