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臨床メモ
不全流産後の排卵
竹内 久弥
1
1順天堂大学産婦人科
pp.806
発行日 1973年10月10日
Published Date 1973/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204885
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- Abstract 文献概要
流産後の最初の排卵はいつごろから起こるものであろうか,次の妊娠の可能性を知るためにも大切なことといえる。満期分娩後の排卵時期については,非授乳褥婦にはしばしば最初の月経前に排卵が起こつており,早ければ分娩後40日ころから排卵が見られるとの報告がある。妊娠初期から中期での自然流産後の最初の月経周期における無排卵性周期の頻度,および流産までの妊娠持続期間と最初の排卵までの期間の関係を知る目的でオーストラリアのRatten (Aust.N.Z.J.Obst &Gynaec.12,217,1972)の行なつた検討があるので今回はそれを紹介する。
自然不全流産を起こしたことが病理組織学的に証明されている50名(妊娠初期と中期のそれぞれ25名ずつ)について,流産後に子宮内膜を繰返し採取し,その日付診断を行なつた。そして分泌期の10日以内の所見が得られたものについて排卵が起こつたと判定された。それらすべての例は流産後に明らかな感染を起こしていない。
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