臨床メモ
10代のca in situ
橋口 精範
1
1東京医科歯科大学産婦人科
pp.844
発行日 1973年10月10日
Published Date 1973/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204892
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子宮頸癌におけるca in situという状態は,診断,治療の面でも価値の高いことはいうまでもない。しかし,まだ臨床症状としてあらわれてくることが少ないことからも,検診によつて見出されることが少なくない。
この検診も40代にでもなれば受けようという気にもなるようであるが,若年者ではなかなかそこまでいかないのが普通であろう。したがつて,検診によつて,何歳代ではどの位のca in situがみられるかということもはつきりしていない,またその対象いかんによつて種々の数字がでてくることであろう。
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