Japanese
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薬の臨床
Allylestrenol(Gestanon)の胎盤機能賦活作用—第1報
高橋 克幸
1
,
斎藤 昌治
1
,
中川 公夫
1
,
池田 美子
1
Katsuyuki Takahashi
1
1東北大学医学部産婦人科学教室
pp.759-761
発行日 1971年7月10日
Published Date 1971/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204462
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はじめに
男性化作用,蛋白同化作用などの2次的副作用の殆んど認められない経口黄体ホルモン剤として,17α-Allyl-17β-hydroxy-oestr-4-ene, Allylestrenol(Gestanon)が切迫流早産.機能性出血,無月経の治療に用いられてから10年になる。本剤の臨床効果については教室の伊藤らがすでに治験を行ない成績を報告しているが1),その他にも多くの報告がなされている2)3)。
Progesteroneが妊娠維持に最も関係のあるホルモンであることより,流産の予知や予後判定の一つの方法として,progesteroneの代謝産物であるpregnanediolを測定することが行なわれている。また,妊娠により最も顕著な増加を示すホルモンはestrogen特にestriolであるがこのことより尿中estriolの測定は妊娠後期においては胎児胎盤系の状態を間接的に示す一つの指標となつている。

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