薬の臨床
子宮内膜増殖症および子宮内膜癌に対するgestagen療法—allylestrenol (Gestanon)の使用経験
福居 兼実
1
,
中島 久良
1
,
石丸 忠之
1
,
村上 俊雄
1
,
荒木 文明
1
,
熊谷 淳二
1
,
山辺 徹
1
Tomomi Fukui
1
1長崎大学医学部産科婦人科学教室
pp.581-585
発行日 1983年8月10日
Published Date 1983/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206853
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Kistner (1959)1)が子宮内膜増殖症および子宮内膜癌に対するgestagen療法の有効性を報告して以来,わが国でも,その効果に関する多くの報告がみられる2,3,5)。今回,私どもは19—nortestosterone familyであるallyl—estrenol (Gestanon)を用いて,子宮内膜増殖症および子宮内膜癌にgestagen療法を施行したので,その成績について報告する。
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