Japanese
English
検査法
椎間板造影法
平林 洌
1
,
河野 通隆
1
Kiyoshi Hirabayashi
1
1慶応義塾大学医学部整形外科学教室
pp.459-469
発行日 1967年4月25日
Published Date 1967/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904227
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いとぐち
起立・歩行する人類にとつて,脊椎は重い頭部を支え体軸となり,且つ大きな運動を要求される.殊に頸椎・腰椎は胸椎に比べ運動性が大きく,日夜慢性刺激をうけている.脊椎の支持性・運動性のうち椎間板のもつ役割は大きく,衝撃吸収という大事な仕事をしている.裏を返えしていえば,頸・腰椎の慢性刺激はこの部の椎間板に対して慢性外傷として働らき,年齢性変化を加えて頸部においては頸・項部痛,肩こり等頸部症候群の発症,腰部では腰痛,坐骨神経痛等,整形外科外来患者の大きな部分を占める愁訴となつて現われる.
われわれは椎間板変性を基盤とし,現われ方を異にする一連の病態を「椎間板症」として一括してきた.

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