Japanese
English
症例報告
硬膜内に脱出した腰椎椎間板ガスヘルニアの1例
A Gas Containing Intradural Lumbar Disc Herniation : Case Report
川邊 保隆
1
,
梅香路 英正
1
,
飯田 惣授
1
,
織田 弘美
2
Yasutaka KAWABE
1
,
Hidemasa UMEKOJI
1
,
Soujyu IIDA
1
,
Hiromi ODA
2
1朝霞台中央総合病院整形外科
2埼玉医科大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Asakadai Central General Hospital
2Department of Orthopaedic Surgery, Saitama Medical University Hospital
キーワード:
椎間板ガスヘルニア
,
gas containing herniation
,
硬膜内
,
intradural
,
腰椎
,
lumbar spine
Keyword:
椎間板ガスヘルニア
,
gas containing herniation
,
硬膜内
,
intradural
,
腰椎
,
lumbar spine
pp.709-713
発行日 2015年7月25日
Published Date 2015/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200281
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- 参考文献 Reference
硬膜内に脱出した腰椎椎間板ガスヘルニアの1例を報告する.症例は74歳の女性で,主訴は右下肢痛であった.単純X線像でL4/5にvacuum phenomenonを認めた.MRIと脊髄造影はL4/5に楕円形の陰影像を認め,硬膜を圧迫していた.CTミエログラフィーは硬膜内に椎間板内と同じ低吸収値領域の陰影像を認めた.手術はL4/5レベルを開窓し硬膜を切開すると球形の腫瘤を認め,腫瘤により右L5神経根が絞扼されていた.腫瘤は腹側で椎間板内と交通しており切除した.内容物はガスであった.術後,右下肢痛は完全に消失した.本症例は腫瘤切除を施行したのみで,椎間板への処置あるいは固定術を行わなかったが良好な結果が得られた.

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