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特集 輸液:その組成・アクセス・管理
病態に応じた輸液—(1)脱水(電解質異常の少ない)の場合
高木 一也
1
,
山森 秀夫
1
,
中島 伸之
1
,
田代 亜彦
2
Kazuya TAKAGI
1
1千葉大学医学部第1外科
2上都賀総合病院外科
キーワード:
脱水
,
輸液療法
Keyword:
脱水
,
輸液療法
pp.573-575
発行日 2000年5月20日
Published Date 2000/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904097
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はじめに
脱水とは体液が正常量より減少した状態をいうが,実際には水分の喪失に加え,種々の電解質の喪失も伴うのが普通である.健常時,1日の水分摂取量と排泄量はほぼバランスがとれており,体内水分量は体重の約60%と一定に保持されている,そのうち1/3は細胞外液として存在し,その2/3は組織間液,1/3が血管内液といわれている1).この分布は当然ながら年齢,性別,体格により異なっており,たとえば小児では体内水分量は65%と成人より多く,また脂肪組織は水分を含まないため,やせ型の人は肥満型の人より水分の割合が大きく,また加齢とともに体重あたりの体内水分量は減少する.

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