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特集 薬物療法マニュアル
Ⅶ.併存病態の理解と薬物療法
8.膠原病(RAを含む)
膠原病(RAを含む)
縄田 泰史
1
,
高林 克日己
1
Yasushi NAWATA
1
1千葉大学医学部第2内科
pp.514-516
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903937
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膠原病とは
1942年,病理学者のKlempererはそれまでの臓器別疾患とは異なり,結合組織を中心とする全身性の炎症性病変をきたす疾患として“diffusecollagen disease”の概念を提唱したが,「膠原病」の名称はこれに由来する.当初,1)全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE),2)全身性強皮症(systemic scleroderma),3)多発性筋炎(polymyositis:PM)/皮膚筋炎(dermatomyositis:DM),4)結節性多発動脈炎(polyarteritis nodosa:PN),5)慢性関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA),6)リウマチ熱の6疾患が挙げられたが,その後,溶連菌感染が原因のリウマチ熱は除外され,1)〜4)は「古典的膠原病」と呼ばれている.現在わが国ではシェーグレン症候群,ベーチェット病,混合性結合組織病,ウェゲナー肉芽腫症,大動脈炎症候群などの膠原病類縁疾患を含めて広義に「膠原病」と呼んでおり,欧米では「connective tissue disease,col-lagen vascular disease」などと呼ばれている.

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