Japanese
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特集 輸血後GVHDをめぐる諸問題
輸血後GVHDを防ぐための対策—自己血輸血
Autologous blood transfusion
新名主 宏一
1
,
前畠 良智
1
,
下野 治子
1
Koichi SHINMYOZU
1
1鹿児島大学医学部附属病院輸血部
キーワード:
術前自己血貯血
,
同種血輸血副作用
,
生活の質(QOL)
Keyword:
術前自己血貯血
,
同種血輸血副作用
,
生活の質(QOL)
pp.725-729
発行日 1997年6月20日
Published Date 1997/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902740
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
自己血輸血療法の患者サイドの第一義的利点は,輸血後GVHDをはじめとした同種血輸血副作用の回避であることは論を待たないが,それと同等,あるいはそれ以上に大きな利点として,自己血は貴重な自己資源であり患者自身が主体であることに由来する克病心の高揚,そして,唯一無二の安全性に由来する術後合併症の軽減という2つの要素を背景とした“周術期患者のquality oflifeの向上”という点を強調したい.この点が強調される限り,同種血の安全性がいかに高まろうとも,本邦における自己血輸血療法は自然医療としてさらに定着していくものと考えられる.

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