Japanese
English
特集 肛門疾患治療の現況
坐骨直腸窩痔瘻手術のポイント
The operative points for ischiorectal fistula
松田 保秀
1
,
山本 達雄
1
,
川上 和彦
1
Yasuhide MATSUDA
1
1松田病院
pp.1629-1634
発行日 1989年10月20日
Published Date 1989/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210535
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
従来,坐骨直腸窩痔瘻に対する手術は原発口を含めて全瘻管を開放創とするlay open methodが唯一の方法であった.しかし,創治癒に2ヵ月かかったり,肛門の変形も少なからず認められたため,最近は括約筋温存手術が主流となっている.坐骨直腸窩痔瘻は膿瘍期では切開排膿・ドレナージ後2〜3ヵ月して,また慢性期では直ちに根治手術の適応となる.
手術の基本操作は,原発口を含む可及的全瘻管のcoring outと,6時の原発口部の内外括約筋欠損に対する筋肉充填,およびcoring out後のドレナージである.
本術式は創治癒が早く,変形もほとんどなく,創部も柔らかくて優れた方法である.しかし,瘻管の直腸穿孔例や,極めて大きく硬い場合は本術式の適応外である.

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