Japanese
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特集 今日の外傷—外傷患者の初診と初療
Ⅲ.顔面外傷
鼻の外傷の救急処置と治療方針のたて方
Emergency and early treatment of nasal injuries
岡本 途也
1
Michinari OKAMOTO
1
1昭和大学医学部耳鼻咽喉科
pp.1235-1241
発行日 1971年8月20日
Published Date 1971/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205414
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まえがき
鼻は顔面の中央に突出しているため,打撲,転倒,衝突などでしばしば損傷される.ところが,鼻は顔貌の主要なポイントであるため,これが変形すると醜貌となり,被災者は非常に精神的な打撃をうける.生命をとりとめたのだから贅沢はいうなといつても,事故の日より日数がたつにしたがつて被災者の悩みは深くなる.故に損傷された鼻はできるだけ原型に復すべきである.受傷後早期であれば,ほとんど労せずして鼻骨骨折も整復できるが時期を失するとその治療は困難となる.故に交通災害ななどの救急患者を最初にてがけられる外科医は顔面外傷患者を診られる期会が多いので,その治療に万全を期せられたい.

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