Japanese
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手術手技
胃切除術六題(その6)—一時的胃瘻造設の方法と効果
中山 恒明
1
,
織畑 秀夫
1
1東京女子医科大学消化器病センター
pp.715-718
発行日 1967年5月20日
Published Date 1967/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204312
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
私たちが行う胃の手術のうちで,もつとも難しいと思われているのは,胃の噴門部の切除です,この際,私たちは,患者をもつとも安全に経過させて治療するために,一時的な胃瘻造設ということを近年行なつてきて,はなはだ良い結果を得ています.今回は最後の仕上げとして,この方法と効果,そして経過について述べて,この6回にわたる胃手術のコツの図説を終えたいと思います.
前回は胃全摘出術ならびに他臓器(肝,膵,脾)の合併切除のコツについて説明しましたが,胃全摘出をする場合には非常にしばしば癌が胃全体に進んでいる場合に行なわれるものですが,特に胃小彎部の噴門部寄りに癌が局在していて,噴門側2/3の胃切除をする場合には,残つた幽門側の胃を直接に食道と吻合するのが原則的方法であります.しかし,例えば幽門痙攣というようなことが起こつて,吻合部には狭窄がないにもかかわらず,患者が食事がとれないというようなことが起こります.そこで幽門成形術を行なつてはどうかということになります.

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