Japanese
English
特集 Positron Emission Tomography
ポジトロンCTにおけるreceptor
Receptors in positron emission tomography
末広 牧子
1
,
飯尾 正宏
2
Makiko Suehiro
1
,
Masahiro Iio
2
1東京都養育院付属病院核医学放射線部
2東京大学医学部放射線科
1Department of Nuclear Medicine and Radiological Science, Tokyo Metropolitan Geriatric Medical Center
2Department of Radiology, Faculty of Medicine, University of Tokyo
pp.853-862
発行日 1982年9月1日
Published Date 1982/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406204994
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
ポジトロンCTを用いた脳の各種receptorの描出は,これまでin vitroの実験,あるいは3Hなどを用いた小動物のautoradiographyなどによつてしか明らかにできなかつたreceptorの分布とdensity,あるいはreceptorとligandの相互作用,さらに,疾患との関連,または薬物の薬理作用と効果を,noninvasiveにin vivoで解明することを可能にした,きわめて有効な手段である。
たとえば,パーキンソン病とドーパミンリセプター1,2),精神分裂病とドーパミンリセブター3),あるいはハンチングトン舞踏病とコリナージックリセプター4)などの関連を示す仮説が提唱されているが,ポジトロンCTを用いたreceptor描出により,これら疾患の機序の解明に有力な情報がもたらされるであろう。また,抗精神病薬のreceptorを介した薬理作用の解明は,新しい治療手段の開発を可能にすると期待される。

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