Japanese
English
研究と報告
多彩な精神症状を呈したBartter症候群の1例
A Case with Bartter Syndrome showing Various Psychotic Symptoms
青木 勉
1
,
宮内 義浩
2
,
大津 正典
1
Tsutomu AOKI
1
,
Yoshihiro MIYAUCHI
2
,
Masanori OHTSU
1
1総合病院国保旭中央病院神経精神科
2総合病院国保旭中央病院内科
1Department of Neuro-psychiatry, Asahi General Hospital
2Department of Internal Medicine, Asahi General Hospital
キーワード:
Bartter syndrome
,
Eating disorder
,
Borderline personality disorder
,
Intellectual impairment
Keyword:
Bartter syndrome
,
Eating disorder
,
Borderline personality disorder
,
Intellectual impairment
pp.265-270
発行日 1997年3月15日
Published Date 1997/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405904288
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
【抄録】摂食障害,境界型人格障害様の症状や知能の低下を呈し,テタニーやけいれん,腎に非可逆的な器質性病変が認められたBartter症候群(Bartter症候群の1亜型と考えられるGitelman症候群)の症状精神病と考えられる1例を報告した。Bartter症候群に摂食障害が合併することにより,内分泌・電解質異常・低栄養が増悪し,認知障害や境界型人格障害様の症状を呈した可能性があると考えられた。摂食障害に,電解質異常が合併する頻度は決して少なくないと言われているが,摂食障害を合併した境界型人格障害の診断に当たっては,代謝性因子が精神症状に影響している可能性を考え,身体疾患の検索を含め慎重な対応が必要であると考えられた。

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