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急性心筋梗塞症(AMI)における再疎通療法の成否が合併症と急性期予後に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした.AMI発症後早期に再疎通療法を施行した104例を対象とした.急性期に冠動脈造影検査を施行し再疎通を確認したもの(R+群,n=65),再疎通が得られなかったもの(R−群,n=15),急性期に冠動脈造影検査を施行しなかったため再疎通が不明であったもの(N群,n=24)に分類した.R+群はN群に比べて,前壁梗塞が多く,非Q波梗塞が少なかった.再疎通療法施行後にみられたAMIの合併症のうち持続型心室頻拍あるいは心室細動の頻度は3群間で差はなかった.ポンプ失調と心破裂はR+群でR−群に比べて低率であった.院内死亡率はR+群で他の2群に比べて低値であった.AMI発症後早期の閉塞冠動脈の再疎通はポンプ失調,心破裂などの合併症を減じ,急性期予後を改善することが明らかとなった.
The present study investigated the therapeutic efficacy of successful reperfusion in acute myocardial infarction (AMI). One hundred and four patients with AMI underwent reperfusion therapy including intra-venous thrombolysis (n=26), intracoronary throm-bolysis (n=15), intravenous + intracoronary throm-bolysis (n=39), intracoronary thrombolysis + rescue angioplasty (n=7), intravenous + intracoronary thrombolysis + rescue angioplasty (n=15), and direct coronary angioplasty (n=2).

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