Japanese
English
講座
脳循環のAutoregulation
Autoregulation of the Cerebral Circulation
後藤 文男
1,2
Fumio Gotoh
1,2
1慶応義塾大学医学部内科
2ウェーン大学神経科
1Dept. of Internal Medicine, School of Medicine, Keio University
pp.569-576
発行日 1966年7月15日
Published Date 1966/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201613
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
脳循環のautoregulationを論ずるにあたって,誤解や混乱を避けるために,まずautoregulationの定義を規定してから論をすすめたいと思う。autoregulationを示す血管床とは,Green & Rapela1)によれば,"A vascular bed which demonstrates autoregulation has one or more mechanisms whichoperate locally to maintain some variable constant in the face of various externally or internally induced stresses."である。ここに言う一定に維持されるvariableは,血流のみならず,組織圧,臓器重量,血液容量,O2,CO2等の濃度,その他種々のものも含めているが,一般にautoregulationという場合には,臓器内外のstressに対し血流を一定に維持しようとする局所的な機序な意味する場合が多い。したがって,わたくしもこういう狭義の立場にたって脳循環のautoregulationについて述べたいと思う。

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