Japanese
English
装置と方法
レノグラム・シミュレーターについて
Analog Computer Simulation of Radioisotope Renogram
平川 顕名
1
,
中川 隆
2
,
桑原 道義
3
,
岩井 壮介
4
Akina Hirakawa
1
,
Takashi Nakagawa
2
,
Michiyoshi Kuwahara
3
,
Sosuke Iwai
4
1京都大学医学部高安内科
2京都大学医学部泌尿器科
3京都大学工学部オートメーション研究施設
4京都大学工学部機械工学第II教室
1Dept. of Internal Medicine, School of Medicine, Kyoto Univ.
2Department of Urology, School of Medicine, Kyoto Univ.
3Automation Rescarch Lab., Kyoto Univ.
4Dept. of Mechanical Engineering II, Kyoto Univ.
pp.579-583
発行日 1966年7月15日
Published Date 1966/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201615
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I.概説
Radioisotope renographyが,米国の泌尿器關係の医師1)−3)らによって,始めて臨床に導入されて,約10年になります。最近,新しい病院では,この施設をほとんど流行のように採用していますが,この方法は,いわゆる微量の放射性同位元素,I131またはI125で標識され,かつ腎によく集り,そして尿中へ排泄される性質をもったHippuranのごく少量を,患者肘静脈から,急速に1回注射し,その後10〜20分間にわたって,体外から,左右の腎部の放射能を,時間的に記録することによって簡単に,左右おのおのの腎機能を評価しようとする,1つの新しい腎機能検査であります。
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