Japanese
English
特集 Structural Heart Diseaseに対するカテーテルインターベンション
卵円孔開存(PFO)
Patent Foramen Ovale
赤木 禎治
1
,
木島 康文
2
Teiji Akagi
1
,
Yasufumi Kijima
2
1岡山大学循環器疾患集中治療部
2岡山大学循環器内科
1Cardiac Intensive Care Unit, Okayama University
2Department of Cardiovascular Medicine, Okayama University
pp.37-42
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404102383
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はじめに
卵円孔は胎児循環に必須の心内構造である.出生後は肺循環血流が増加し左心房圧が上昇するため,多くは生後数日から数カ月以内に機能的に閉鎖する.しかし卵円孔周囲の一次中隔と二次中隔が完全に癒合しない場合,フラップ状の一方向弁の形態となり右房圧が左房圧を越えた場合に右左短絡を生ずるようになる.このような状態を卵円孔開存(patent foramen ovale;PFO)と呼び,一般健常成人の約15~27%に認めると報告されている(図1,2)1).

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