Japanese
English
胃と腸ノート
胃底腺および幽門腺領域の識別とそれぞれの粘膜所見
井田 和徳
1
,
川井 啓市
1
1京都府立医科大学第三内科
pp.232
発行日 1973年2月25日
Published Date 1973/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108372
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、232ページから232ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
胃粘膜は周知のように胃底腺領域と幽門腺領域の2領域からなり,その境界部は腺境界,境界領域,移行帯などと呼ばれている.両域の粘膜は組織学的にも機能的にも異なるためこの領域の状態を老慮することなく胃液分泌動態や慢性胃炎を正確に把握することは難しい,また,胃潰瘍や胃癌の発生および経過も各腺領域あるいは腺境界との関係から検討され,興味ある事実が報告されている.このように重要な問題を含む胃底腺,幽門腺領域を非手術材料で臨床的に認識できればと望むのは,ひとり筆者らのみではないであろう.
内視鏡的に両域を識別しようとする試みはすでに2,3なされている.竹本らは通常の胃内視鏡的観察から,幽門腺領域と体部腺領域との境界を指摘し,これを萎縮境界と称している.確かに幽門腺領域の粘膜は胃底腺領域のそれに較べて薄く,やや黄白色調で,しばしば血管像が透見できるなど,粘膜の萎縮性所見が目立っことから,その大略の範囲を知ることができるし,その境界部を観察することも少くない.しかしながら,その境界部の所見が非常に軽微であるために,観察の距離や方向などに左右され,必ずしも全例,全域にわたって認められるわけではない.
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

