Japanese
English
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
腫瘍マーカー
泌尿器系
PSA(前立腺特異抗原)
飯田 暢子
1
1東京都立駒込病院臨床検査科
pp.671-673
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906525
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、671ページから673ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
異常値の出るメカニズムと臨床的意義
前立腺特異抗原(prostate specific antigen:PSA)は,第19染色体長腕にある遺伝子(APS)の産物(分子量30,000〜34,000の糖蛋白質)で,主に前立腺上皮細胞で生成(Cowper,LittreおよびMorgani副生殖腺でも少量産生)され,前立腺液として精漿中に分泌され,そのキモトリプシン様酵素活性により射精された前立腺精漿の凝固を阻止して,精子の運動性を助け,受精の条件を整える機能をもつ.
健康な男性の血清中にも微量(前立腺液中濃度の1/106)含まれており,前立腺および精漿PSAと同じ抗原性を示す.一部は精漿中のものと同じ分子量であるが,ほかはα1-antichymotrypsin(ACT)その他のセリンプロテアーゼインヒビタ(α2-Mなど)と1:1のモル比で結合している(分子量;PSA-ACT:100〜110,PSA-α2-M:700〜800).PSA-α2-Mは,抗原エピトープがα2-Mにより覆われているので抗PSA抗体を用いる測定法では検出できない.セリンプロテアーゼインヒビタと結合していないPSAは酵素前駆体,または分子の一部が限定分解を受けて酵素活性を失った開裂型のいずれかであるために反応できず,free PSAの状態で存在する.

Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

