Japanese
English
今月の主題 内科医のための痴呆の最新知識
治療可能な原因による痴呆症状
薬物による痴呆類似症状
加瀬 光一
1
,
風祭 元
1
1東京都立松沢病院精神科
pp.1919-1921
発行日 1996年10月10日
Published Date 1996/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905326
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ポイント
●高齢者では薬剤起因性の意識障害を呈しやすく,痴呆症と鑑別困難な場合がある.
●鎮静作用,抗コリン作用,抗ヒスタミン作用を有する薬剤は意識障害を起こしやすい.
●特に抗コリン作用の強い薬剤は,幻覚,妄想,興奮などを伴う意識障害を呈しやすく,臨床上最もせん妄を起こす頻度の高いのは,抗うつ薬と抗パーキンソン薬である.また,離脱病状で意識障害を呈する薬剤も多い.
●向精神薬はせん妄の治療薬として使用されるが,用量や種類によって逆にせん妄を引き起こすこともあることに注意すべきである.

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