Japanese
English
今月の主題 日常臨床にみる水・電解質と酸塩基平衡
K代謝とその異常
高K血症の治療
小野田 教高
1
,
栗原 怜
1
1春日部秀和病院腎臓内科
pp.894-896
発行日 1997年5月10日
Published Date 1997/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904508
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ポイント
●高K血症の治療に心電図のモニターは必須であり,主要な所見はテント状T波,QRS幅増大,P波平低化などである.
●血清Kが6mEq/lを超える場合は,原因のいかんにかかわらず緊急治療が必要である.
●高K血症の緊急治療で用いる薬剤は,グルコン酸カルシウム,重炭酸ナトリウム,グルコースーインスリン,陽イオン交換樹脂などである.
●最も速効性のある薬剤はグルコン酸カルシウムであるが,血清K値は影響を受けない.
●治療の最終目標は,体内のKプールを減らすことであり,摂取量の制限と排泄の促進が重要である.
●高K血症を誘発する薬剤や,輸液中のK濃度についても十分注意を払う.

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