Japanese
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増刊号 Common Disease 200の治療戦略
消化器疾患
門脈圧亢進症
今井 深
1
1東京慈恵会医科大学第1内科
pp.194-197
発行日 1995年11月30日
Published Date 1995/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904042
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疾患概念と病態
門脈圧亢進症は流入血液が門脈から肝臓を経て全身静脈系にいたる経過中に,血管の狭窄ないし閉塞により門脈循環抵抗が増大する結果,門脈圧が上昇する病態である.臨床的には,門脈圧亢進に伴う食道静脈瘤,腹壁静脈怒張,腹水,脾腫,貧血,消化管出血などの疾患群の総称である.
閉塞の部位により肝前性,肝内性,肝後性の門脈圧亢進症に分類されるが,わが国では肝硬変に伴う肝内肝静脈閉塞症によるものが最も多く,次いで原因不明の肝内門脈閉塞症による特発性門脈圧亢進症がある.

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