Japanese
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カラーグラフ 非観血的検査法による循環器疾患の総合診断
広汎な左室心筋の石灰化を示した心筋梗塞後心室瘤の1例
福田 信夫
1
,
大木 崇
1
,
小川 聡
1
,
影治 好美
1
,
林 真見子
1
,
清重 浩一
1
1徳島大学医学部・第2内科
pp.2324-2333
発行日 1990年11月10日
Published Date 1990/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900607
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■心音図・心機図所見
1)入院時の心音図,頸動脈波曲線および心尖拍動図(図2)
入院時の心音図で重要な所見は,①I音(I)の減弱,②心尖部(Apex)の全収縮期雑音(SM),拡張期奔馬音(DG)およびそれに続く拡張期振動群(DM),③第5および第3肋間胸骨左縁(5L,3L)のII音大動脈弁成分(IIA)に続く楽音様振動(M),および④5Lにおける拡張中期過剰心音(EX),の4点である.
本例のP-Q時間(図3で測定)は約250msecと延長を示す.したがって,P-Q時間の延長により房室弁の閉鎖が前収縮期に近づき,心収縮開始時の弁閉鎖エネルギーが弱くなってI音の減弱をきたす.

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