Japanese
English
今月の主題 止血機構とその異常
トピックス
線溶機構とその先天異常
坂田 洋一
1
1自治医科大学血液医学研究部門・止血血栓
pp.204-206
発行日 1986年2月10日
Published Date 1986/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220205
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- 1ページ目 Look Inside
最近食生活が欧米化してくるに伴い,日本でも脳血栓,心筋梗塞をはじめとする血栓症の患者が増加傾向にある.生理的にも,たとえば外傷に伴う出血を防ぐために生体は止血栓を作る.後者の場合も最初は失血を防ぐために止血栓は重要な役割を果たすが,あまり長期に存在すると組織に虚血変化をきたすことになる.生体はこれを調節するために,網内系細胞による貪食と,主としてプラスミノゲン(Pg),プラスミン(Pm)系を介する線溶機構を持っている.

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