Japanese
English
Laboratory Medicine 異常値の出るメカニズム・22
LH,FSH
屋形 稔
1
Minoru YAKATA
1
1新潟大学医学部・中央検査部
pp.120-123
発行日 1980年1月10日
Published Date 1980/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216381
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
LH,FSHの測定法
下垂体性ゴナドトロピン(LH,FSH)は,以前はbioassayで総ゴナドトロピン値として測定されたが,RIAでLH,FSHに分別して容易に定量されるようになった.両者はだいたい似たような態度を示すが,病態的に異なった態度も示すので,臨床上は同時に測定されることが望ましい.どちらかというとLHのほうが有用といわれる.
LH,FSHは種々の薬剤により変動をきたすので測定上注意を要する.エストロゲンにはこれら(とくにLH)を促進する作用がある一方,negative feedbackを抑制する作用もみられる.閉経期婦人では本剤投与で正常レベルまで下降を示し,正常男子でも低値をきたす.また結合型エストロゲンであるプレマリン静注では刺激作用がみられる.clomiphene citrate投与では男女ともLH,FSHの上昇がみられ,この作用点は視床下部と考えられている.

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