今月の主題 内分泌疾患の検査
下垂体前葉ホルモン系
ホルモンの基礎値
LH・FSH(黄体化ホルモン・卵胞刺激ホルモン)
若林 一二
1
1日本医科大学第3内科
pp.2254-2257
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905790
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●ゴナドトロピンの測定値は,患者の病歴や身体所見と対応させて判定する.
●ゴナドトロピン分泌の過剰・正常・不足の区別ができない場合,GnRH負荷試験が有用である.
●若年女性では,性周期によってゴナドトロピン値は著明な違いがある.
●性機能の異常はゴナドトロピン分泌ばかりでなく,構造遺伝子や受容体遺伝子の変異によっても発症する.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.