増刊号 免疫検査実践マニュアル
各論
Ⅰ.ホルモン
1.下垂体
(3)LH,FSH
左雨 秀治
1
1東京医科歯科大学難治疾患研究所機能調節疾患(内分泌)
pp.92-95
発行日 1994年4月15日
Published Date 1994/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901895
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黄体形成ホルモン(luteinizing hormone;LH)および卵胞刺激ホルモン(follicle stimulating hormone;FSH)は脳下垂体前葉から分泌される.LHおよびFSHの分泌を促進するホルモンが黄体形成ホルモン放出ホルモン(luteinizing hormone-releasing hormone;LH-RH)であり,脳下垂体の上位にある視床下部より分泌される.この視床下部-脳下垂体前葉-性腺系における機能障害の診断には,血中LHおよびFSHの測定が不可欠である.
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