免疫化学検査法 Ⅱ 測定法の実際
8・ホルモン
A 下垂体ホルモン
②LH,FSH
青野 敏博
1
1徳島大学医学部産科婦人科
pp.795-797
発行日 1988年6月15日
Published Date 1988/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204601
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女性の卵巣機能,男性の精巣機能は,脳下垂体前葉から分泌される性腺刺激ホルモン(ゴナドトロンピン)によって支配されている.したがって,性機能障害の診断に当たっては,ゴナドトロンピンの黄体化ホルモン(luteinizing hormone;LH)と卵胞刺激ホルモン(follicle-stimulating hormone:FSH)の測定が不可欠である.本稿ではLHとFSHのラジオイムノアッセイ(RIA)の方法,測定上のコツ,正常範囲などについて解説する.
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